09年01月13日
平成21年度介護報酬改定の概要において、通所リハビリテーションでは短時間・個別のリハビリテーションについての評価、理学療法等の手厚い配置についての評価が盛り込まれた。また、通所介護と同様に規模の設定と評価が見直されている。さらに、短期集中リハビリテーション加算や、リハビリテーションマネジメント加算においても見直しが図られてた。
リハビリテーションの利用者が、医療保険から介護保険に移行しても、ニーズに沿ったサービスを継ぎ目無く一貫して受けることができるよう、短時間・個別のリハビリテーションについての評価を行うとともに、リハビリテーションの実施者について医療保険との整合性を図る。また、理学療法士等を手厚く配置している事業所を評価する。さらに、医療保険において、脳血管等疾患リハビリテーション又は運動器疾患リハビリテーションを行えるよう「みなし指定」を行う。
| 通所リハビリテーション(1時間以上2時間未満) | 要介護1 | 270単位/回 |
| 要介護2 | 300単位/回 | |
| 要介護3 | 330単位/回 | |
| 要介護4 | 360単位/回 | |
| 要介護5 | 390単位/回 |
| 理学療法士等体制強化加算 | 30単位/日 |
常勤かつ専従の理学療法士等を2名以上配置していること(1時間以上2時間未満の通所リハビリテーションについてのみ加算)。
規模別の事業所に対する評価のあり方について、収支差率の状況等を踏まえ、スケールメリットを考慮しつつ、全体として事業所の規模の拡大による経営の効率化に向けた努力を損なうことがないようにするとの観点から、規模の設定及び評価を見直す。
(例)所要時間6時間以上8時間未満の場合
| 要介護度 | 現行 | 改定後 |
| 要介護1 | 688単位/日 | 676単位/日 |
| 要介護2 | 842単位/日 | 827単位/日 |
| 要介護3 | 995単位/日 | 939単位/日 |
| 要介護4 | 1149単位/日 | 1129単位/日 |
| 要介護5 | 1303単位/日 | 1281単位/日 |
(例)所要時間6時間以上8時間未満の場合
現行は通常規模型の所定単位数の90/100に相当する単位数
| 要介護度 | 現行 | 改定後 |
| 要介護1 | 619単位/日 | 658単位/日 |
| 要介護2 | 758単位/日 | 805単位/日 |
| 要介護3 | 896単位/日 | 914単位/日 |
| 要介護4 | 1034単位/日 | 1099単位/日 |
| 要介護5 | 1173単位/日 | 1247単位/日 |
早期かつ集中的なリハビリテーションをさらに充実する観点から評価を見直すとともに、3か月以内に限定する。併せて、3か月以降の個別リハビリテーションについて、新たな評価を行う。
| 現行 | 改定後 | |
| 退院・退所後又は認定日から起算して1月以内 | 180単位/日 | 280単位/日 |
| 退院・退所後又は認定日から起算して1月超3月以内 | 130単位/日 | 140単位/日 |
| 退院・退所後又は認定日から起算して3月超 | 80単位/日 |
注:退院・退所後又は認定日から起算して3月超に個別リハビリテーションを行った場合には、個別リハビリテーション加算として80単位/日を算定(月13回を限度)
リハビリテーションマネジメント加算について、リハビリテーションの定期的な評価として位置づけるとともに、事務処理の簡素化の観点から、月に1回評価を行うこととし、報酬額を再設定する。
| 現行 | 改定後 | |
| リハビリテーションマネジメント加算 | 20単位/日 | 230単位/月 |
注:月に8回以上通所リハビリテーションを行っている場合に算定