08年12月11日
全国社会福祉協議会(以下全社協)は12月8日、「介護施設・事業所のための戦略的な人材採用と初期の定着促進の手引き」(暫定版)を、同協会のホームページ上にて公表した。
現在、介護・福祉業界では、福祉系人材養成校の入学者減少などを受け、新卒採用の競争激化といった労働市場の変化に晒されている。
このような状況から、全社協・中央福祉人材センターは、、「介護施設・事業所の採用活動と初期の教育訓練のあり方にかかわる調査研究委員会(委員長:田島誠一氏・日本社会事業大学大学院教授)」を設置し、『介護施設・事業所のための戦略的な採用と初期の定着促進の手引き』を編纂した。
採用市場は常に変化をしており、募集をすれば多くの人材を得られた時代と変わらない採用活動では、良い人材は集まらず、変化する採用市場に対応した採用活動に転換することが求められている。今回の手引き書では、「買い手市場」から「売り手市場」となった現在の環境に対応し、効果的な採用を行うための、よりダイナミックで戦略的な採用活動への転換を提案している。
- 第1章 「採用力」を高める
- 今後ますます激しくなる福祉・介護業界の採用
- なぜ、採用・人材確保がうまくいかないのか
- 「採用力」は組織の総合力
第2章 自組織の立ち位置を知る
- 自組織の立ち位置を知るためのフレームワーク
- 採用マーケットを知る
- 競合を知る
- 自組織を知る
第3章 自組織に合った採用計画を検討する
- 要員計画を立てる
- 定期採用をするか
- 法人単位で採用するか、施設・事業所単位で採用するか
- 採用ターゲットをどう設定するか
- どのような募集ルートを活用するのか
- 求職者への効果的な情報提供とは
- 適切な選考のために
- 内定者をいかに引き留めるか
- 採用実務について
- 採用推進体制、採用コストについて
第4章 採用した人材を定着させる(初期の定着策)
- なぜ辞めてしまうのか
- 人材が定着し育つ職場とは
- 初期の定着策の具体例
《巻末資料》自組織の立ち位置を知るためのワークシート、関係資料
なお、確定版は平成20年12月17日の公開が予定されている。
