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「安心と希望の介護ビジョン 第3回」が開催 - 厚労省
08年09月17日

厚労省は9月17日、同省の省議室において「安心と希望の介護ビジョン 第3回」を開催した。
「安心と希望の介護ビジョン」では、検討事項として、
- 自助・共助・公助を組み合わせたケアの構築
- 持続可能な介護保険
- 介護を担う介護従事者の人材確保
- 医療サービスと介護サービスの適切な提供
- 都市部や地方等の地域ニーズに対応した地域ケア構築のための仕組みづくり
が挙げられているが、今回はこれらの検討事項に対して、「安心と希望の介護ビジョンについて(有識者からのヒアリング)」と題し、以下6人の参考人からヒアリングが行われた。
- 国立長寿医療センター研究所 大川参考人
- こだまクリニック 木下参考人
- 高齢者総合ケアセンターこぶし園 小山参考人
- 明治大学 園田参考人
- 夢のみずうみ村 藤原参考人
- ケアタウン小平クリニック 山崎参考人
ヒアリング終了後、舛添大臣は各有識者に対する意見・質疑応答を行い、「長期的な課題ではなく、中期的な課題として介護と医療の一体化と言うことをやらざるを得ない。考える時期に来ていると今日一番痛切に考えた」と述べた。
また、折からの政治不安や総選挙に触れた上で、「これらは国民的課題であり、どの政党が政権を取ろうと我々がここで議論したことを踏まえてやりたいと思っている」とも述べた。
今後の動きについて
安心と希望の介護ビジョンでは、以下の事項について今後議論を深めていく必要があるとしている。
地域での生活
- 介護サービスを必要な利用者が「いつでも」「どこでも」サービス利用可能な環境整備(24時間の訪問介護・訪問看護等)
- 医療と介護の連携を強化する仕組み(医療・介護関係者が連携し、地域ケアを推進するための場作り、介護現場での医療行為を円滑にする資格の在り方)
- 医療と介護が連携し、認知症高齢者を地域で支えるための取り組み
- 都市部と地方など地域の特性に応じた高齢者の住まい、介護サービスの効果的な整備
- 要介護悪化の予防、機能回復を促すためのリハビリの積極的評価、活用促進
介護従事者の処遇改善
- 需要増加に見合う介護従事者の確保(有資格者の掘り起こし、未経験者の積極的活用、継続勤務が可能な環境整備等)
- 介護従事者の処遇を改善し、誇りを持って働ける環境整備(処遇改善に資する介護報酬設定、積極的処遇改善に取り組む事業者への支援、キャリアパスの確立等)
- EPAに基づき、日本の介護施設で働く外国人が誇りを持って働けるような環境整備
地域力の向上
- 地域全体で高齢者を支えていくための環境整備(地域の高齢者を支えるための「介護サポーター」の養成等)
- 地域包括支援センターの機能強化
関連資料
安心と希望の介護ビジョン 第1回資料
安心と希望の介護ビジョン 第1回議事録(txtファイル)
安心と希望の介護ビジョン 第3回資料(WAM-NET)
※第2回は舛添大臣の小規模多機能型介護施設視察のため資料無し
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